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一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構CODAにより「STOP!海賊版 『MAG PROJECT』」が本格的に始動しました。この事業は、経済産業省が所管する平成26年度「知的財産権ワーキング・グループ等侵害対策強化事業(知的財産権侵害対策強化事業)」の一環として行われているものです。『MAG PROJECT』"とは、日本の出版社及びアニメ関連企業15社が委員として参加する「マンガ・アニメ海賊版対策協議会が、マンガ・アニメのグローバルな価値の最大化にむけて国内外のマンガ・アニメのファンに“Manga-Anime Guardians”となり、日本が誇るマンガ・アニメを全世界で守り、さらなる良質な作品を生むプロジェクトです。
 コンテンツの海外展開にあたって、海賊版の存在は大きな障害の一つとなっています。文化庁が平成24年度に行った調査では、中国主要都市(北京・上海・広州・重慶)における日本コンテンツの被害額は年間約5,600億円と推計されています。また、経済産業省が平成25年度に行った調査では、米国におけるマンガ・アニメのオンライン海賊版の被害額は約2兆円と推計されています。
そこで「MAG PROJECT」では、①海賊版の「削除」を効率的に行い、それと同時に②ファンを海賊版から正規版サイトへ「誘導」する仕組みを構築し、更に③国内外の視聴者等に「普及啓発」を行うという3つの施策に取り組んでいます。これによって、国内外のマンガ・アニメのファン層を維持・拡充しつつ、海賊版サイトが市場から消滅していき、コンテンツ対価を支払う仕組みが主流化することを目指しています。
 2014年度第12回年次学術研究発表会コンテンツ・マネジメント分科会セッションでは、本年のテーマである「グローバル時代の知財マネジメント」をコンテンツ分野から検討を行うものとし、従来から行われてきた違法コンテンツに対する対策事業と、正規版のコンテンツ配信のプラットフォームを創設することを新たに掲げた『MAG PROJECT』に着目し、本事業の運営を行う一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構CODAの常務理事・事務局長永野行雄様よりご講演いただきます。

    ■■■   2014年度第12回年次学術研究発表会   ■■■
     ~ コンテンツ・マネジメント分科会 第25回研究会 ~

【日時】  2014年11月29日 13:10~14:40(質疑等含む)
 
【会場】 東京理科大学 葛飾キャンパス 
【住所】 東京都葛飾区新宿6-3-1 詳細はこちら
 JR常磐線・金町駅/ 京成金町線・京成金町駅 徒歩8分

【テーマ】
「Manga-Anime Guardians Project~大規模削除と正規版リーチサイトの展望~」

【講演者】
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA) 常務理事・事務局長
永野行雄 氏

(略歴)
1994年バンダイビジュアル(株)に入社し、版権管理を主たる担当業務とする。
2005年、総務・法務グループのゼネラル・マネージャーに就任し、同社の総務・法務を司る。
この間、日本映像ソフト協会において著作権部会委員、違法対策部会委員、権利者団体対応委員会委員長、日本動画協会著作権委員会委員等を歴任。
コンテンツ海外流通促進機構(CODA)ではCJマーク委員会幹事をつとめ、2009年6月より、
常務理事と事務局長を兼務し、2010年4月にCODA転籍し、現在に至る。

【参加費】 無料
但し、2014年度第12回年次学術研究発表会参加費用が別途かかります。
参加費、申込方法に関しましては、下記をご参照ください。
http://www.ipaj.org/workshop/2014/workshop_2014.html

上記サイトから、研究発表会への参加登録手続きをしていただいた上、
当日会場までお越しください。
※会場の詳細は、当日配布の会場案内にてご参照下さい。